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ビザ業務 2017.08.09

国際結婚と名字~外国人配偶者編~

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こんにちは。

先日,当社で永住権を取得された方がご来所くださいました。

お話を聞いていて,日本に在留する外国人の方にとって永住権取得というのが非常に大きなことであるというのを改めて感じました。

お客様の生の声を聞かせていただけることは,私自身にとっても非常に大きなやりがいとなっています。

 

さて前回は,外国籍の方との結婚にまつわる氏名の問題に関して,日本人配偶者が外国人配偶者の名字に変更する場合についてご説明いたしました。

今回は,外国人配偶者が日本人配偶者の名字に変更する場合についてご説明いたします。

 

まず,日本の役所の手続きにおいて,外国人配偶者が日本人配偶者の名字に変更することはできません。もっとも,フィリピンやタイのように,国によっては外国人配偶者の方の本国の法律に従って,名前を変更することができる場合もあります。

 

とはいえ,外国人配偶者の方にとって元の名字のままというのでは,例えば郵便物のやりとりをする際などに不便があるのではないでしょうか。また,夫婦同姓の我が国においては,結婚したことを実感するためにも,やはり名字を同じにしたいという方も多いのではないでしょうか。

 

そのような場合には,本名の変更が困難だとしても,お住まいの市区町村役場において通名登録をされることをお勧めいたします。

通名登録をすると,住民票に本名と通名が記載され,運転免許証にも本名と通名の両方を載せる(「○○(通名)コト△△(本名)」といった記載がされます)ことが可能になります。

在留カードやパスポートには,本名しか記載されませんので,それだけでは通名の身分確認書類となりません。しかし,本名と通名のどちらも記載された運転免許証があれば,本名と通名の両方の身分確認書類として使用することが出来るようになります。

そのため,通名を登録された方は,運転免許証をお持ちであれば,通名の記載をされることをお勧めいたします。

 

通名の登録には原則として,日常生活の中でその通名を使用していることが必要であり,登録の際には,そのことがわかる書類(例えば,学生証や給与明細書,社員証など)を持参する必要があります。

しかし,外国人配偶者の方が,日本人配偶者の名字を通名として登録する場合には,それまで日本人配偶者の名字を使用していたという実績がないのが普通であるため,例外的に上記のような書類は求められず,顔写真つきの身分証明書のみで登録が可能であるというように,もっと簡単に通名登録することが可能です。

ただし,実際に必要とされる書類は,市区町村によって異なる場合がありますので,事前にお住まいの市区町村役場でご確認ください。

 

行政書士法人 第一綜合事務所
森本 遼平

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