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ビザ業務 2016.04.12

留学生の就職活動に関して

添付メッセージ部2

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 こんにちは、王です。

 今回は私自身の就職活動について、皆さんに紹介いたします。自分の就職活動の経験が、みなさんの参考になれば幸いです。

当時、私は地方の大学に通う留学生でした。就職活動をするために大阪でアパートを借り、3カ月間、会社説明会や選考会を回りました。私は主に総合商社に応募し、1月から2月末までは、ほぼ毎日2社以上、全部で47社の会社説明会に参加しました。23社の企業に履歴書を出し、書類選考を通過して面接に進んだ企業は7社で、最終面接まで進んだ企業は2社でした。最終的に、内定を頂いた企業は1社でした。

 就職活動は、私の人生中で一番辛い経験でした。しかし、就職活動を通してこれまでの人生を振り返り、反省することができ、更に今後の人生で忘れてはならないことを学びました。そのなかから、特に2つのことについて触れたいと思います。

 一つ目に、「自己分析」の大切さを学びました。就職活動の初期段階では、自分が今までに学んだことや留学経験を武器に、自信満々に企業に応募しましたが、書類選考の段階でほとんど落ちてしまいました。原因は自己分析がしっかりできていなかったことにありました。また自分が何をやりたいかということより、もしこの企業に入ったら、どんな役を立つのかということを考えていませんでした。

 二つ目に、「相手のことを考えながら、気持ちを伝える」ことを学びました。私は留学生として、学校の入学試験や奨学金の面接を受けた経験は少なくないと思っていましたが、就職活動での面接は非常に難しいと実感しました。例えば、ある商社の面接で、「あなたは大学時代に何を学びましたか?」という質問をされて、私は5分間掛けて、自分の研究テーマについて詳しく説明しました。面接官は私の答えを聞いた後、「あなたの研究とうちの事業とはあまり関係ないね。」とただ一言言いました。この面接の結果は、勿論不合格でした。面接官に聞かれたことに対して、自分が前もって考えてきたことを話すのみで、相手の立場を考えず、言葉のキャッチボールが上手くできなかったことを反省しました。面接官は、学校の先生ではなく、私の専門分野について知らない人だという前提で、専門的な言葉で自分の研究を説明するより、簡単な言葉で分かりやすく研究内容を説明した上で、研究活動を通して、自分が成長できたことをアピールした方が良かったかもしれません。

 2020年東京オリンピック・パラリンピックの開催に向けた国際化加速により、今後は日本企業の外国人人材の需要がさらに増加すると予想しております。しかし、日本の特殊な就職活動体制は留学生にとって分かり難い部分もあり、これが原因で日本での就職を諦めて帰国した方も少なくないでしょう。就職活動はつらいかもしれませんが、これは人生で一回しかないチャレンジだと思って、是非前向いて挑戦してください。国際業務を担う事務所の一員として、また、日本で働く外国人の先輩として、皆さんを応援しております、

次回は、企業様から内定頂いた後、「留学ビザ」から「技術・人文知識・国際業務ビザ」に変更について、紹介させていただきたいと思います。

行政書士法人 第一綜合事務所
王 磊

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