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ビザ業務 2017.11.21

就労ビザ(技術・人文知識・国際業務)の申請時期

20171120

こんにちは、行政書士の木村です。

 

もうすぐ11月も終わりですが、世間ではクリスマスに向けて盛り上がっているようですね。間もなく2017年も終わりを迎えるため、悔いの残らない1年とするためにも、残り1ヶ月頑張りたいところです。

 

先日、法務省が、「平成28年における留学生の日本企業等への就職状況について」という名称で、留学生が日本企業への就職を目的として行った在留資格変更許可申請について、その数や許可率等を発表しました。この数には、就職活動、及び就職内定状態での「特定活動」への在留資格が含まれています。

 

それによると、処分を出した数(申請数とほぼ同数だと思われます。)は、平成27年中は17,088人でしたが、平成28年は21,898人と、4,810人増加しています。現在、日本政府は留学生30万人計画として、日本の留学生を増やすべく政策を実行しており、平成29年6月末時点で、留学の在留資格の方は291,164人となっています。留学ビザから就労ビザへ変更する方が増えたのも、この政策の効果が表れているように思います。

 

さて、留学生が留学の在留資格から就労ビザへ変更申請する場合、いつ頃申請すれば良いのでしょうか。この点、大学や大学院を卒業してから変更申請すれば良いと考えている方もおられるかもしれませんが、それは適切ではありません。

例えば2018年4月から就労を開始する場合、基本的には就労開始時点で就労ビザを取得しておく必要があります。在留資格変更許可申請は、早い場合は2週間程度で審査が終わることもあるようですが、それは珍しく、大阪入管では概ね1ヶ月から2ヶ月程度かかっている印象です。そのため、大学や大学院を卒業する2018年3月になってから申請した場合は、就労開始時点で間に合わない可能性が高いといえます。

 

そこで、卒業する前に早めに申請する必要があります。しかし、例えば8月の段階で内定をもらったからといって、その時点で変更申請を行おうとしても、基本的に入国管理局は受け付けてくれません。申請時期が早すぎるからです。現在、大阪入国管理局の案内では、来年3月に大学を卒業し、4月から就労を開始する方については、2017年12月1日から申請を受け付けるとされています。

 

なお、日本の大学を卒業し、その大学卒業歴を理由の一つとして就労ビザへの在留資格変更を申請した場合、例えば12月に入って直ぐ申請を行い、その結果が2018年1月に出たとしても、変更後の在留カードを受取ることが出来るのは、来年3月の大学卒業以降となります。なぜなら、許可の要件として大学を卒業していることが必要となるため、大学卒業が確定したあとでなければ許可できないからです。卒業見込みで申請された場合は、通知書を受取った後、卒業証書や卒業証明書を持参して、変更後の在留カードを受取ることとなります。

 

行政書士法人 第一綜合事務所
木村 淳一

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